1クール続けるブログ

とりあえず1クール続けるソフトウェアエンジニアの備忘録

44smkn Week in Review - November 14, 2022

AWS Week in ReviewとSRE Weekly読んでて、自分の備忘録用のメモもこんな感じにまとまっていると良いだろうかと思い、試してみることにしました。
raindrop.io にブックマークが溜まっていくだけで見返す機会がないのは良くない。
ゆるくやっていこう。古い記事も今週読んだらここに載ります。

Article

GitHub Universe 2022における新発表のすべて - github

TasklistsはGitHub Projectsと深く統合されており、”tracked by”や”tracks”といった新しいフィールドを用いて、親と子の課題を俯瞰的に確認できます。 RoadmapとTasklistは近日公開予定です。ウェイティングリストに登録し、準備が整いましたら、お試しください。

Issueの依存関係を表現関係を表現したいというのは仕事上でも需要があるし、OSSのIssueを眺めるときにも役に立ちそう。
Issues / About Tasklists に詳細あり。waitlistに登録しないと。

GitHub Codespaces with JetBrains IDEs (Public Beta) - github

GitHub now supports the use of GitHub Codespaces with JetBrains IDEs via the JetBrains Gateway. After downloading the JetBrains Gateway and installing the GitHub Codespaces plugin, users will be able to connect to their codespaces with the JetBrains IDE of their choice.

JetBrains Gatewayという「リモートサーバにSSH接続し、そこで動いているIDEバックエンドサービスにアクセスする仕組みを提供するクライアントのアプリケーション」を利用しているとのこと。
CodeSpacesでIntelliJとか動いたらすごいな。本格的にiPadで開発できそう。

Introducing GitHub Actions Importer - github

We’re excited to announce a public preview of GitHub Actions Importer, which helps you forecast, plan, and facilitate migrations from your current CI/CD tool to GitHub Actions. The user interface for GitHub Actions Importer is an extension to the official GitHub CLI, which delegates to a Docker container.

jenkins の例が載っているが、 https://github.com/github/gh-actions-importer#supported-platforms を見ると、他にcircle-ciやgitlab等がサポートされている様子。
ジョブの移行って不確実性が高い上に関係者が多くなりがちなので、 gh actions-importer audit でどのくらいの数のジョブが自動変換できるかとかが見れるのは嬉しいだろうなあという感じがする。

The GitHub Actions Importer IssueOps template repository provides the foundational functionality required to run GitHub Actions Importer commands through GitHub Actions and Issues.

GHA workflowでimporterが動かせるテンプレートリポジトリもあるらしい。

Spotify’s Vulnerability Management Platform - spotify

Spotify脆弱性管理プラットフォームの名前は Kitsune らしい。
脆弱性のライフサイクルを管理するバックエンドAPIサーバをそう名付けたのにはどういう理由があるんだろう。
backstage.io で可視化してユーザとの接点を作っているらしい。独自のpluginとかも作れるんだなあ知らなかった。New Stackのplatform engineeringの記事とかでも取り上げられているので結構気になる。

スキルマップを使ったSPOF可視化と改善について - mercari

スキルマップは具体的な項目かつシートに書いていくのが分かりやすそうだなと思いました。 この項目を作っていくのが結構大変だと思うんですが、どういうふうに作っていったのか気になりました。

やること

  • チームとして特定のメンバーにスキルが偏っている項目(カバレッジが低いもの)を見つけ、ドキュメント作成や勉強会開催、ペアプログラミング等を通して偏りをなくす
  • エンジニア個人のOKR設定やオンボーディングのために参照する

やらないこと

  • カバレッジをメンバー間で相対比較する
  • Managerが評価の際にカバレッジを使う
  • そのスキルを身に着けたいと思わないメンバーに無理やりスキルを身に着けさせる

スキルマップ活用のポリシーをちゃんと定めているのが良いですね。なにか取り組むときには、どう使い、どう使わないのかを定義するべきだなと思いました。

Introducing the Docker+Wasm Technical Preview - docker

previewではありますが、dockerからwasmが扱えるようになったんですね。
wasm動かすときには、--runtime--platformを指定するそう。
ここで使われているイメージは https://hub.docker.com/r/michaelirwin244/wasm-example/tags で、OS/ARCHの表示がwasi/wasm32になっていることが分かります。

docker run -dp 8080:8080 --name=wasm-example --runtime=io.containerd.wasmedge.v1 --platform=wasi/wasm32 michaelirwin244/wasm-example

wasm moduleのbuild/pushに関しての記載: https://docs.docker.com/desktop/wasm/#building-and-pushing-a-wasm-module

Introducing Amazon EventBridge Scheduler - AWS

class methodの方の解説記事も出ていた: [新機能] タイムゾーン指定でスケジュール起動できるAmazon EventBridge Schedulerがリリースされました
EventBridge Ruleのquotaにぶち当たったことは今のところないけど、1アカウント内1regionで300までとは中々しぶい。
quotaはまず嬉しいしタイムゾーン指定ができるのもありがたい。
targetが豊富になったのも気になり。この感じだとEKS Jobとか呼べそうである。定期実行しているterraform moduleをこっちに書き換えるのはあり。

terraform-provider-awsの方で既にissueは作られていて、PRは既にマージされていそうなので、あとはリリースを待つのみである。
https://github.com/hashicorp/terraform-provider-aws/issues/27760